前回の「カリキュラム⑥大学分析のやり方」では、お疲れさまでした。
大学分析のやり方を学習して、どのような観点で大学を見れば良いのかが分かったと思います。
これから、いろいろな大学にエントリーする際に同じやり方で大学分析に取り組んでください。
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今回、第7回目のカリキュラムでは、いよいよ本番を想定したエントリーシートを作成していきます。
これまで積み上げてきた取り組みをいよいよ形にしていくフェーズへと入ってきましたよ!
それでは今週も1週間頑張りましょう!
-これからの1週間の流れ-

これまでのカリキュラムを振り返りながらエントリーシートを書いてみよう
これまでに自己PRや志望動機を考えてきました。これらの内容を踏まえて本番を想定したエントリーシートを書いてみましょう。
コーチとの個別オンライン面談
あなたが書いたエントリーシートをコーチが添削します。次回のオンライン面談では添削結果のフィードバックと改善案の提案をしながら内容をさらにブラッシュアップしていきます。

カリキュラム⑦エントリーシートを書いてみよう
本番を想定してエントリーシートを書いてみよう
悩む人今回、第7回目のカリキュラムはどんなことをしますか?



本番を想定したエントリーシートを実際に書いてみましょう!
今回の第7回目と次回の第8回目のカリキュラムを使って、本番を想定したエントリーシートを完成させます。
ワークシートに記載したエントリーシートの設問はすべて大学職員の採用選考で実際に出題された内容です。
これまでのカリキュラムを振り返りながら、自分らしいエントリーシートを書いてみましょう。
teamsで運営事務局からの案内を確認して、ワークシート⑦エントリーシートをダウンロードしよう。
これまで自分が取り組んだカリキュラムを復習しましょう。特に第3回目(自己PR)や第5回目(志望動機)を振り返ってからワークシートに取り組みましょう。
ワークシートがエントリーシートになっているので、本番を想定して書いてみましょう。
「書いてみては、修正して、また書いてみる」の気持ちでまずは書き進めることを意識してください。
エントリーシートを書くための準備はすでに終わっている
今回、使用するエントリーシートはすべての設問が実際の大学職員の採用選考で出題された内容です。
どの大学も出題される設問が大きく異なることはないので、今回のエントリーシートを完成できれば、ほとんどの大学のエントリーシートに対応することができます。



これまでのカリキュラムでESを書くための材料はそろっています!
ここまでのカリキュラムは、今回のエントリーシートを書くために必要な材料が準備できるよう逆算して設計されています。
つまり、過去のカリキュラムを復習しながらエントリーシートを書くことができるわけです!
- 自己PRをしてください。(法政大学)
- これまで最も困難と感じたことは何ですか?また、どのように対応しましたか?(明治学院大学)
- ①大学職員を志望する理由 ②本学を志望する理由を教えてください。(東京女子大学)
大学職員コーチでは、これまでいくつもの大学エントリーシートを添削してきていますが、どの大学も設問の言い回しや聞かれ方は異なるものの、質問されている内容は変わりません。
大学職員の選考において、「面接官が知りたい本質的な部分」はどの大学でも同じです。
ES設問:自己PRをしてください。(法政大学)
大学職員のエントリーシートで必ず質問されるのが自己PRです。



「自己PRをどうぞ!」って言われると何を書けばいいか迷うなぁ…
エントリーシートに自己PRを書くときには次の2点を必ず入れましょう。
そうすることで面接官にあなたの人柄や考え方が伝わるようになります。
- 自分の強みと弱み
- 自己PRに関連する経験談
自己PRを書く時に気をつけたい注意点は「きれいな表現ばかりを使って抽象的な自己PRになる」のは避けましょう。
自分を良く魅せようとして、きれいな表現ばかりを使うと抽象的で表面的な印象しか与えることができません。
そうではなく、実体験や経験談を入れてなるべく具体的に書くようにしましょう。
- 誰とでも仲良くすることができ~
- コミュニケーションを大切にチームを円滑に~
- 自分は潤滑油のような存在なので~
自己PRを書くために、まずは自分の強みと弱みを再認識しましょう。



自己PRは第3回のカリキュラムで一緒に取り組みましたね!
自己PRの考え方に少し不安がある場合は第3回目のカリキュラムコンテンツをもう一度、見返して理解を深めてみましょう。
自己PRを書く時は、次の構成で書いてください。
全体の文量を100%とした場合の配分は以下のとおりです。
- 自分の強み(配分10%)
- 強みを説明するための経験談(配分50%)
- 自分の弱み(配分10%)
- 弱みに対して心がけている取り組み(配分10%)
- 強みがどんな場面で役に立つか(配分20%)
ES設問:これまで最も困難と感じたことは何ですか?また、どのように対応しましたか?(明治学院大学)
大学職員として就職した際に、活躍できる人物かどうかを見極めるポイントは「苦労した経験を聞くこと」です。
「苦労した経験=頑張って乗り越えた経験」であるため、大学職員になってから取り組む業務内容は変わっても過去の経験や成功体験を活かして活躍する見込みが評価されます。



困難な経験はどんな内容を書けばいいの?



これまでに頑張って取り組んだ経験を伝えましょう!
- 就活生の場合は「学生時代に頑張った取り組み」(通称:ガクチカ)を書こう!
-
就活生の場合は将来の成長ポテンシャルを見込んで選考されます。
学生時代に最も力を入れた取り組みとその際の困難について、自信をもって話せる内容を考えてみましょう。
- 転職活動中の場合は「現職(前職)の内容」を書こう!
-
中途採用では即戦力が求められます。
業務説明や取引先など、どのような仕事をしてきたのか整理して、困難を乗り越えた経験を踏まえてわかりやすく説明する準備をしましょう。
困難に感じたことへの取り組みは、「何がどのように困難だったのか」を客観的に分かるように当時の背景や数字を使って背景を伝えましょう。
面接官は当時の状況を初めて聞くことになり、各業界の専門用語もわかりません。
主観だけで書くのではなく、小学生が聞いても分かるようにかみ砕いて伝える意識を忘れないでください。
多くの方が陥るミスとして「設問にバカ正直に答えすぎている」という事例をよく見かけます。
もっとわかりやすく言うなら、「設問で聞かれたことしか書かれていないエントリーシート」は選考を通過できない典型例です。
- これまでに頑張って取り組んだことについて教えてください
-
頑張った取り組みの内容だけをツラツラと長々と書いている
大学職員の書類選考を通過するためには、「どうしてこの設問が聞かれているのだろう?」と面接官の立場になって設問の意図を読み取るようにしましょう。



今回の設問から読み取れる「面接官の意図」と「あなたが書くべき内容」は以下の通りです。
結論ファーストで「困難の説明と具体的な対応策」を端的に書きましょう。
再現性を見ているので大学職員の仕事をイメージして関連する強みを交えて過去の対応事例を書きましょう。
「ひとりで黙々と」ではなく、周りと協働したからなど大学が求める人物像に近い理由を伝えよう!
取り組みから学べるということは今後の困難にも立ち向かえる強さと柔軟さをアピールすることにつながります。
これまでの困難とその対応について書くために、まずは自分が取り組んだ過去のワークシートを振り返ってみましょう。



これまでの頑張った取り組みは第4回のカリキュラムで一緒に取り組みましたね!
第4回目のカリキュラムコンテンツを、もう一度、見返して理解を深めてみましょう。
「これまで最も困難と感じたことは何ですか?また、どのように対応しましたか?」を書く時は、次の構成で書いてください。
全体の文量を100%とした場合の配分は以下のとおりです。
- 困難だったことと対応した取り組み(結論)(配分10%)
- どのような状況で困難だったのか(配分30%)
- 困難を乗り越えるための課題は何だったか(配分10%)
- 困難に対してどのように取り組んだのか(配分30%)
- この結果、何を学んだか(配分20%)
ES設問:①大学職員を志望する理由 ②本学を志望する理由を教えてください。(東京女子大学)
大学職員の志望理由はどの大学でもマストで質問されます。
エントリーシートによって、志望理由をどのように問うかはそれぞれですが、基本的に面接官は以下の2点をエントリーシートで確認したいと思っています。
- 大学職員を志望する理由
- 本学を志望する理由



志望理由を考えるために大学のことをもっと調べなきゃ!!



あれ?いきなり志望大学の特徴を調べる行為はNGでしたよね!
志望理由を考える時は、まず最初に「何のために大学職員になりたいのか」について考えましょう。
志望理由の軸になるのは、あなたが大学職員としてやりたいことです。
前回、第6回目のカリキュラム(大学分析)でお伝えしたように、大学職員の志望動機を考えるときのダメな例は「大学の特徴や取り組みだけを調べて、それに共感し、自分も加わりたい」という内容です。
多くの人がやりがちな「大学の特徴を書きならべて、建学の精神に共感し、貴学のファンとして恩返しがしたい」系の志望動機がなぜダメなのでしょうか。
それは面接官側の立場になると「あなたを採用しなければいけない理由」が一切書かれていない志望動機だからです。
- 大学の特徴や取り組みだけが並べてある
- 大学の理念に共感した
- ○○大学が大好きなので恩返ししたい
大学職員の志望動機を考えることは第5回目「自分らしい志望動機を考える」の回で行いました。
当時のワークを思い出して、「何のために、誰のために大学職員になりたいのか」「大学職員になってやりたいことは何なのか」を書いてみましょう。
大学職員になってやりたいことは、以下の内容を意識して考えることでイメージしやすくなります。
- どんな気持ちで仕事をしていきたいのか
- 仕事が誰のためになってほしいのか
- 何のために仕事をしたいのか



志望理由は第5回のカリキュラムで一緒に取り組みましたね!
本番を想定した志望理由を書くために、第5回目のカリキュラムコンテンツをもう一度、見返して理解を深めてみましょう。
「①大学職員を志望する理由 ②本学を志望する理由を教えてください。」を書く時は、次の構成で書いてください。
全体の文量を100%とした場合の配分は以下のとおりです。
- ①大学職員の志望理由(結論)(配分10%)
- ①結論に対する理由(配分40%)
- ②貴学を志望する理由(結論)(配分10%)
- ②結論に対する理由(配分40%)
あなたのエントリーシートをコーチが添削します
次回のコーチとのオンライン面談では、今回あなたが作成するエントリーシートをコーチが本気で添削します。
今回のエントリーシートに書かれた設問はどれも実際の大学職員の選考で出題された内容です。
このエントリーシートを完成させることができれば、多くの大学でも使えるエントリーシートの型が完成するので頑張りましょう。



過去の内定者たちもESを書いては直すを何度も繰り返した結果、目標を達成していましたよ!
大学職員の書類選考を通過している人たちは、ほかの人よりもたくさん考え続けて、少しずつ修正を繰り返していました。
まずは今回のワークで最初の一歩を踏み出しましょう。
分からないことや迷ったことがあればチャットを利用して相談してください。
コーチがいつでも相談に乗ります。
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それでは次回はいよいよコーチとの個別オンライン面談です。
あなたのエントリシートをコーチが全力で添削していくので楽しみにしてください。
