前回の「カリキュラム⑪模擬面接2」では、お疲れさまでした。
2回目の模擬面接では、1回目の反省点を活かすことができましたか?
初めての模擬面接よりは少し面接の雰囲気にも慣れて面接官の質問が頭に入ってきたのではないでしょうか。
前回のワークで振り返りを行ったことであなたの面接力がレベルアップしました。次はいよいよ3回目の模擬面接です。
チャレンジして失敗できる貴重な機会をムダにしないように今できることを精いっぱい取り組みましょう。
2回目の模擬面接についての理解度調査※に回答していない場合はすぐに以下のフォームから回答してください。
※コーチとの個別オンライン面談が終わるごとに回答が必要です。
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これからの1週間の流れは以下のとおりです。
-1週間の流れ-

前回までの模擬面接を振り返って次につなげよう
模擬面接を繰り返して実践を積みます。自分の課題をしっかり認識して少しでも面接力を上げられるように振り返りを行いましょう。
コーチとの個別オンライン面談
次回のオンライン面談も模擬面接を行います。これまで全11回のカリキュラムに取り組んで成長した姿をコーチにみせてください。

カリキュラム⑫模擬面接3
これまでの対策の成果を模擬面接で発揮する
模擬面接をやって満足するのではなく、しっかりと振り返ることで自分の苦手な部分やまだ言語化が弱かった部分を認識できるようになります。
その課題を理解した上で、模擬面接を重ねると回数を増すごとにあなたの面接力は上達しています。

もっと対策をするためにはどうしたらいいの?



あとは模擬面接の回数を増やして実践練習を積み重ねるだけです!
これまでの対策をしっかりとやってきたので、面接対策のための事前準備はバッチリです。大学職員の内定に向けた対策をするために必要なことは面接の実践練習を重ねるのみです。
本番を想定した模擬面接を何度も行い、自分の言葉で相手に伝える練習を行いましょう。
次回のオンライン面談では3回目の模擬面接を行います。もし、これが本番の大学職員の採用選考だったとすると3回目の面接といえば最終面接が行われるタイミングです。
集中力を切らさないようにまずは前回の模擬面接の振り返りを行いましょう。
2回目の模擬面接でされた質問ごとに振り返りをしましょう
それでは前回の模擬面接で面接官から受けた質問ごとに振り返ってみましょう。
前回の模擬面接で面接官が行った主な質問は次のとおりです。
- 自己紹介と自己PRをしてください
- これまでに熱心に取り組んだ経験があれば教えてください
- 大学職員を志望する理由を教えてください
- 就職先を選ぶ中でどのようなことを重視しますか?
- 志望大学が改革すべきことを教えてください
質問:自己紹介と自己PRをしてください
面接では、「自己紹介をしてください」、「自己PRをしてください」というように設問がきれいに分かれているのではなく、類似する質問をまとめてされるケースがよくあります。
前回の模擬面接では自己紹介の中で自己PRについても触れる必要がある質問をされたと思います。
まずは端的に自己紹介をして、そのうえで自分のPRに時間を使えたか振り返りましょう。
- 自己紹介を端的にできましたか?
- 3分以上自分だけ話すような会話になっていませんか?
- 自己PRはできましたか?
- 時間ばかり気にして内容が抽象的な話になっていませんでしたか?
模擬面接で良かった点と改善できる点を分析してワークシートに記入しましょう。
「自己紹介と自己PRをしてください」という質問なら3分以内の回答が目安!
質問:これまでに熱心に取り組んだ経験があれば教えてください
熱心に取り組んだことについて、しっかりと気持ちを込めて伝えることができましたか?
事前の対策でどれだけ素晴らしい言語化ができていても、熱い思いを込めて当時の取り組みを話せなければ面接官には刺さりません。
取り組みをしていた当時と同じ温度感で面接官に話ができたか振り返りましょう。
- どんな取り組みだったのか、結論から伝えましたか?
- 成果や結果を端的に伝えましたか?
- どんな想いで取り組んだのか、成果以外の部分も伝えましたか?
- この取り組みで学んだことを自分の言葉で話しましたか?
模擬面接で良かった点と改善できる点を分析してワークシートに記入しましょう。
数字や具体的な背景を交えて話すことで面接官はイメージしやすくなります
質問:大学職員を志望する理由を教えてください
「なぜあなたが大学職員を志望するのか?」というシンプルな質問に対して分かりやすく明確に伝えることができましたか?
次の構成で面接官に志望理由を伝えられたか振り返りましょう。
- 結論(~のため志望します。)
- 結論の理由(なぜなら~だからです。)
- 理由に対する説明(2.の理由を考えたのは○○の経験があったからです)
- 納得感の提供(○○な私だからこそ、志望理由を有言実行できます)



論理的に順番立てて話すと伝わりやすくなります!
- 結論から端的に話せましたか?
- 志望理由を順番立てて説明することができましたか?
- 面接官のリアクションは理解しながら聞いている様子でしたか?
- あなただからできることをしっかりと志望理由の中で伝えましたか?
模擬面接で良かった点と改善できる点を分析してワークシートに記入しましょう。
どうして自分がやりたいのか?という点が面接官に伝わることが大切です
質問:就職先を選ぶ中でどのようなことを重視しますか?
「就職先を選ぶ際になにを重視するのか?」という質問は自己分析ができていないと答えることができない、やや難しい質問だったと思います。
あなたが思う重視するポイントが大学業界や大学職員である理由とリンクしている必要があります。
そのために以下の視点で「就職先を選ぶときに重視すること」が話せているか振り返りましょう。
- どのような仕事をしたいですか?
- 誰のために仕事をしたいですか?
- 大学職員である必要を伝えることができましたか?



これは実際にとある大学のESで出題された設問です!
- 結論から端的に話せましたか?
- 就職先を選ぶ際に重視することは大学職員になることで叶いますか?
- 民間企業や公務員ではなくどうして大学職員なのですか?
- 就職先を選ぶ際に重視することはあなたの過去の経験に結び付いていますか?
模擬面接で良かった点と改善できる点を分析してワークシートに記入しましょう。
あなたが重視するポイントは「大学職員になることで押さえられる理由」を伝えましょう!
質問:志望大学が改革すべきことを教えてください
大学職員の面接では大学分析や志願者の考え方、着眼点を見るために本学の弱点を指摘させるような質問をすることがあります。
今回の「志望大学が改善すべきこと」についての質問も大学分析をしていれば回答できる内容です。
回答パターンとしては主に次の2つがあります。
- 1.中期事業計画と事業報告を確認して乖離しているポイントを探す
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カリキュラム第6回目「大学分析のやり方」で中期事業計画と事業報告書を確認しました。中期事業計画で定めた目標に対して現在地を示すのが事業報告書です。目標達成のために今後、実現していかなければいけない乖離ポイントを探して改善案を提案することができます。
- 2.他大学の好事例を取り入れる提案をする
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志望大学の改革すべき点は「大学の欠点をあげて述べること」だけが正解ではありません。他大学の成功事例について、志望大学でも類似する取り組みを行えば、似たような成果や課題解決につながるという提案をすることができます。
- 結論から端的に話せましたか?
- 欠点を指摘しただけで終わっていませんか?
- 改善提案と改善により見込まれる効果をセットで説明できましたか?
- 自分が大学職員になったら改善のために何をやるか伝えましたか?
模擬面接で良かった点と改善できる点を分析してワークシートに記入しましょう。
欠点を指摘して終わらないこと。自分だったらどのように行動するか提案する姿勢が大切!
次回、3回目の模擬面接に向けて準備をしよう
次のオンライン面談では、3回目の模擬面接を行います。今回のワークで行った振り返りを意識して、「次回はこのように改善できる」と感じた部分についてチャレンジしてみましょう。
模擬面接も3回目になるとある程度慣れてきます。事前の準備であなたが用意していたことをしっかりと面接の時間内で話せるように事前のシミュレーションや練習を行いましょう。



面接でうまく伝えられない点があれば次回のオンライン面談でコーチに相談してください。
分からないことや迷ったことがあればチャットを利用して相談してください。コーチがいつでも相談に乗ります。
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それでは次回のオンライン面談で3回目の模擬面接を行いましょう。今回の改善点を活かして前回の自分を超えてください!